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子供の健康を守る歯磨き方法を教えます!
子供の口の中は、「歯の生え変わり」や「成長・年齢」により常に変化しやすいのが特徴です。
子供の虫歯は親の責任とも言われており、子供の口腔環境を管理するのは大変です。そこで今回は、「子供に最適な歯磨き」について、子供たちが取り入れやすく具体的でわかりやすい方法をご紹介します。
年齢に合った歯ブラシの選び方
どんなに歯磨きが習慣化していても、自分の口にあった歯ブラシでなければ、磨き残しがあったり、虫歯の予防の効果が薄くなります。歯ブラシの選び方のポイントを押さえて、歯磨きしやすい環境を整えましょう。
年齢別歯ブラシ早見表
ヘッド | ハンドル | 毛の硬さ | 目標 | |
0~2歳(乳児期) | 小さめ | 太め 持ちやすい |
やわらかい | 歯ブラシに慣れる 安全に使用する |
3~5歳(幼児期) | 少し小さめ | 手の大きさ 曲がりやすい |
ふつう |
自分でキレイに磨く練習 をする |
6~12歳(交換期) | 中くらい | 奥歯まで届く | ふつう | 仕上げ磨きが無くても磨き残しを減らせる |
年齢別で変わる!フッ素入りの歯磨き粉
歯を強くし、虫歯を防ぐためにフッ素入りの歯磨き粉を選びましょう。ただし、適切な量は年齢によって異なるので、パッケージの指示を確認することが大事です。子供の歯にとって、大人用の歯磨き粉に含まれるフッ素の量は多すぎる場合があります。家族と同じ歯磨き粉を使うのではなく、年齢に合ったものを選びましょう。
歯磨きのポイント
実際に歯磨きをするときに、気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。なんとなく歯磨きをしても、虫歯の予防にはならないので、チェックしましょう。
朝と寝る前の2回は必ず歯磨きをするようにしましょう。できれば食後すぐではなく、少し時間を置いてから磨くのがベストです。
食後すぐに歯を磨くと、食事や飲み物(特に酸性のもの)を摂取した直後は、歯が酸性に傾き歯のエナメル質が傷つきやすくなります。食事の後、30分から1時間程度待つことで、唾液が酸を中和し、エナメル質が再び硬くなる時間を与えることができます。
歯ブラシを細かく動かして、歯と歯茎の境目を優しく磨きましょう。その後、前歯、奥歯、噛み合わせの面、舌の側面を忘れずに、順番を決め全体をしっかりと磨くことが大切です。 また、十分に時間をかけて、3~5分間は丁寧に磨くことを目標にしましょう。歯磨き専用のアプリや、タイマーを使うと便利です。
歯磨き粉に入っているフッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。歯磨き後に、フッ素が歯の表面に長く留まることで、より効果的に働きます。口を何度もすすぐとフッ素が流されてしまう可能性があります。歯磨き後は、少量の水を口に含み、1〜2回程度で軽くすすぎましょう。
歯を磨いた後に、さらに「洗口液」を使用すると予防効果が高まります。洗口液を使用することで、浮遊細菌を除去し、口腔内を清潔に保つことができます。
子供様の場合は、うがいができる6歳以上から使用が可能で、アルコールフリーの低刺激で安全性が高く、フッ素を含むものをオススメします。当院でもご相談ください。
当院ではお子様にあった
歯磨き指導を行っています
広島のナタリーデンタルクリニックでは、子供も成長にあった歯磨き指導をしています。一人ひとり成長スピードや、口腔状態は異なりますので、歯磨きに詳しい歯科衛生士がその時の口腔内を見て、その子に、あった歯磨き指導や歯ブラシや歯磨き粉を選びます。
また親御さんに向け、仕上げ磨きの注意事項や、虫歯になりやすい箇所などのレクチャーをします。お気軽にご来院ください。