ホーム > 滅菌・衛生管理体制
「歯科医院は清潔」なのは当たり前なのでしょうか?見た感じは、清潔な歯科医院が多いと思います。しかし、治療器具に付着している目に見えない細菌は、患者様が確認することは困難です。
細菌が残ったままの治療器具を使用することは、院内感染の原因になります。患者様が安心して治療を受けるためには、高いレベルの衛生管理が求められるのです。
「消毒」「殺菌」ともに、すべての細菌をなくすわけではありません。特に殺菌は、文字通り菌を殺すことを言いますが、どの菌を殺すのか、どの程度殺すのか、といった定めがなく、1割程度の細菌を殺した場合にも殺菌したことになります。つまり、「安全の保証がある」とは言えないのです。
当院は、治療器具に応じて最適な滅菌処理を行い、一人ひとりの患者様に衛生的な治療器具を使用しています。近年、歯を削る時に使用するハンドピース(ドリルを取り付ける得の部分)の使い回しが問題となりましたが、当院ではハンドピースを患者様ごとに交換・滅菌しております。ご安心ください。
使用した治療器具は、なるべく早く洗浄します。汚れが乾燥してこびりつくのを防ぎ、その後の洗浄効果を高めるためです。
器具に付着した血液などタンパク質を、洗浄液と超音波洗浄器を使用して除去します。超音波振動により、細かな汚れも落とします。
洗浄後、すすぎ、乾燥させたものを、一つ一つ滅菌パックに丁寧に入れていきます。
当院は、世界基準のクラスB高圧蒸気滅菌器を使用しているため、形状が複雑な器具を含め、あらゆる器具を残留毒性なく滅菌できます。
滅菌パックのまま保管し、使用する前に患者様の前で開封します。これにより、院内感染を防ぐ治療が可能になります。
歯を削る際、細かな粉塵や水が飛び散ることもあります。患者様がそれを吸い込んだり、顔に付着したりすることがないように、口腔外バキュームを設置しています。診療室の汚染を防ぎ、常にクリーンな環境で治療を行っています。
可能な限り使い捨て(ディスポーザブル)の製品を使用しています。コップやエプロン、治療時に使用する手袋、注射針などは、一度使用したものは破棄し、患者様ごとに交換し、新しいものをご使用いただいています。
EO水とは、殺菌性を持ちながら、人体にも配慮された水です。皮膚や唾液に触れると普通の水に戻るため、飲んでも害はありません。治療器具の洗浄や殺菌、治療前の洗口水として、EO水を院内感染予防に応用しています。
近年は、 歯を削るドリルを取り付ける「ハンドピース」や治療時に医師が使用する「手袋」など、治療器具等の使い回しが問題となっており、院内感染の危険性を心配されている患者様も少なくないと思います。
しかし、当院は患者様ごとに機器交換などの院内感染対策を行い、可能な限り使い捨ての製品を使用しています。決して使い回して使用することはございませんので、ご安心ください。
この度の西日本豪雨による被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
西日本各地に大きな被害をもたらしたこの度の豪雨により、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、心よりお祈り申し上げます。
当院におきましては、幸い大きな被害もなく通常通り診療を行っております。お見舞いのご連絡をいただいた方々に厚くお礼申し上げます。
ナタリーデンタルクリニック スタッフ一同